松江フォーゲルパークの概要
松江フォーゲルパークは島根県松江市にある、花と鳥をメインにしたテーマパークです。宍道湖に面した丘陵地にあり、のどかな時間が流れています。因みにフォーゲルとは、ドイツ語で鳥という意味です。
ここでは約90種類、400羽の鳥たちと出会うことが出来ます。それに加えて、花も常時1万株以上が咲いており、いつ訪れても楽しませてくれます。全天候型施設として作られており、屋外の移動の際も基本的に屋根のあるところを通れます。
園内を見て回るのに基本は1時間ほど、ショーや食事を入れたら+1~2時間という感じです。
営業時間は4月~9月で、9:00~17:30
10月~3月で、9:00~17:00です。
夏と冬で変更があり、最終入園は45分前までです。
松江フォーゲルパークの見どころ
ハシビロコウ
2019年から松江フォーゲルパークでハシビロコウに会えるようになりました。その際に名前も公募され、フドウという名に決定しました。その名前の通り、一度動かないモードに入ってしまうと、なかなか動いている姿を見せてくれません。
逆に、動かない鳥だっけ?という感じに、ちょくちょく動きを見せるときもあります。どんな動きをするかは当日のハシビロコウの気分次第です。
バードショー
空のエース、タカやハヤブサが自慢の飛行能力を見せてくれます。13:30~芝生公園(雨天時は屋内のトロピカルエイビアリー)で行われます。1日1回ですが、見ごたえがあるので時間の都合がつけられるなら要チェックです。楽しそうに空を舞う鳥たちを見ながら時間を過ごしましょう。
フクロウショー
フクロウが木に止まっていたり、手や肩に乗っている姿を見ると、小柄な印象を持ってしまいますが、フクロウはとても大きな翼を持っています。その翼を広げ、頭上ギリギリを飛んでくれます。ショーは11:00~、15:00~の2回行われます。
因みにフクロウハウスでは、フクロウの手乗せ体験が出来ます。1人当たり300円で、対応可能な時間も限られていますが、フクロウと近くで触れ合うことが出来ます。
ウォーターフォールエイビアリー(水鳥温室)
色合いも様々な鳥たちが暮らす温室エリアです。カンムリヅル、フラミンゴやツクシガモたちが自由に過ごしています。
トロピカルエイビアリ―(熱帯鳥温室)
サイチョウやエボシドリなど、主に熱帯エリアに暮らす鳥が生活しています。ジャングルに来たかのような気分が楽しめます。
暖かい地方に暮らすタイプのペンギン、ケープペンギンもこのエリアに居ます。1日に2回ケープペンギンのお散歩タイムがあり、クリスマス、子供の日、お正月などはコスプレをしてよちよち歩きます。
パラダイスホール(ふれあい温室)
オオオニハシ、オオハシ、エボシドリなど、特に人懐っこい6種類の鳥がいます。
因みにこの鳥たちは非常に賢く、人間が餌をくれることを理解しています。それぞれ餌欲しいな、という主張をしながら向こうから近づいてきます。鳥に与えるための餌が売られていますので、鳥の関心を引くために買うことも計算に入れておきましょう。
センターハウス
国内最大級の展示温室です。ベゴニア、フクシア、コリウス、ブルクマンシア、ゼラニウムなどが鮮やかに咲いています。常に20℃前後に保たれているため、夏は涼しく、冬は暖かく過ごせます。壁も天井も花だらけなので、花に包まれる感覚を楽しめます。
温室内にはテーブルもありますので、満開の花の中で休憩できます。満開の花の下でソフトクリームを食べると贅沢感に包まれます。
松江フォーゲルパークの行き方
松江、出雲からのアクセスを紹介します。
まずは公共交通機関、JR松江駅から徒歩10分かけて、一畑電車の松江しんじ湖温泉駅で乗車しさらに約15分、松江フォーゲルパーク駅下車すぐです。因みに一畑電車の出雲大社前駅からは約45分です。松江フォーゲルパーク駅は電車を降りればすぐなのですが、肝心の電車の運行は1時間に1本という点には注意してください。
観光を楽しむ方向けに、一畑電車全区間が1日乗り降り自由のフリー乗車券と松江フォーゲルパークのセット入園券(2300円)もあります。松江フォーゲルパークの入園料1500円と一畑電車の運賃を計算に入れ、お得になるようなら買ってみましょう。発売場所は、松江しんじ湖温泉駅、雲州平田駅、電鉄出雲市駅、出雲大社前駅、川跡駅で、松江フォーゲルパークでは購入できない点は注意してください。また、有効期間も販売当日となります。前日に購入しておいて当日使う、ということは出来ません。
レンタカーを利用したり、ドライブでこの地域を訪れる方も多いと思います。
主要観光スポットなどそれぞれ車で、出雲大社より約40分、出雲空港より約25分、玉造温泉より約30分、松江城より約20分という感じです。
駐車場の料金ですが、2時間まで駐車料金無料です。以降1時間毎に200円が必要になります。
※記事作成時(2020年12月)の情報を基にしております。