サンシャイン水族館の概要
鉄道の年間乗降者数第2位、東京の中でも人であふれた池袋にある水族館です。
同じサンシャインシティ内にプラネタリウム、海抜250mから景色を望める展望台、多数の飲食施設などが揃っています。家族や一人でも楽しめますが、とてもデート向きのスポットです。都会の水族館で広くはありませんし、身体の大きなイルカなどもいませんが、癒される場面はとても多いです。所要時間は、さくっと周って1時間、じっくり見るなら2時間といった感じです。
広くはない館内に、池袋という人の多い立地上、混むときは非常に混みます。もし土日の中で混雑を避けたいのであれば、土曜日の午前中、日曜日の開館直後が他の時間帯よりは空いています。※あくまで他の時間帯よりは「マシ」な程度で、もちろん平日の方が空いています。土曜日の午後は一番混雑する時間なので、行く際は注意してください。
一応閉館直前も空いている時間帯ですが、その時間は動物が寝てたり、奥に行ってしまったりと、満足に見れないかと思いますのでお勧めはしません。とはいえ、夜は屋上庭園がライトアップされたりするので、別の楽しみ方も見出すことも出来ます。
水族館内の飲食については、タリーズコーヒーがあります。飲み物と、カワウソの顔が入ったパンケーキなどの軽食になっています。がっつりと食事をしたい方は、素直にサンシャイン内の飲食施設を利用しましょう。
サンシャイン水族館の見どころ
ペンギン
サンシャイン水族館ではケープペンギンに会うことが出来ます。ペンギンが泳ぐ水槽と、ペンギンが暮らす草原エリアがあります。
水槽エリアのペンギンは空に浮かんでいるかのように見ることが出来ます。横や下からペンギンの泳ぎを見てみましょう。※水槽でのペンギン展示は19時ごろまでになります。
もしペンギンの餌の時間に立ち会えたら…この時のペンギンはいつもの余裕のある泳ぎ方ではなく、餌めがけて素早く泳ぎます。魚に向かって飛ぶように泳ぐペンギンという、もう一つの一面を見てみましょう。
草原エリアのペンギンは、よちよちと歩いたり巣穴でのんびりしています。ほのぼの生活している姿を見て癒されます。
カワウソ
サンシャイン水族館の庭園エリアではコツメカワウソが生活しています。ハンモックのうえでのんびりしていることが多く、観ているだけで癒されます。遅い時間に行けば行くほど、カワウソが寝ている可能性は高くなります。カワウソが寝ている姿も可愛いですが、活発に動く姿を見たい!という方は、午前中やカワウソのお散歩タイムを狙っていきましょう。
活発に動くときは、家族で展示水槽内を駆け回ったりしています。
バイカルアザラシ
ロシアのバイカル湖という湖に住むアザラシです。2020年末現在では親子3匹で暮らしています。日本ではバイカルアザラシに会うことのできる動物園・水族館は10にも満たず、なかなか会えないアザラシと言えます。
2019年には、サンシャイン水族館でバイカルアザラシの赤ちゃんが生まれました。バイカルアザラシの出産は国内で2例目で、当時話題になりました。そんなバイカルアザラシの子供もすくすく育ち、今ではかなり大きくなっています。とはいえ、まだまだ両親と比べると小さく、子供だなというのが分かる大きさです。親子3匹仲良く泳ぐバイカルアザラシを見てほっこりできます。
クラゲ
2020年、クラゲの展示水槽がリニューアルされました。壁一面がミズクラゲという幻想的なエリア「海月空感」です。クラゲの正面に、クラゲをずっと観るためのベンチも作成されました。土日はこのベンチの競争率が高く、誰かがベンチを離れるとすぐに誰かが座る状況が続きます。一度座ってしまうとずっと見ていられるため、次に用事がある方は時間を忘れないようにしましょう。
その他、企画展示イベント、コラボイベントも豊富に行っています。
サンシャイン水族館の行き方
池袋駅
池袋駅から歩いて15分弱でサンシャイン水族館へ行けます。山手線の駅なので、東京、新宿、品川、上野などに着けばあとはなんとなくでも行けます。
東池袋駅
地下鉄有楽町線の東池袋駅からは、サンシャイン水族館へ歩いて5分ほどで行けます。サンシャインシティに直結していて、雨の日でも濡れずにサンシャイン水族館まで行くことが出来ます。
一応東池袋駅の方が近いのですが、乗り換えたりする手間をかけるほどの差でもないため、どちらか利用しやすい方の駅から向かうと良いです。
サンシャイン水族館の年間パスポート
入場料2回分の料金で、サンシャイン水族館へ1年間入園することが出来るのですが、そのほかのサービスも魅力的です。
プラネタリウムの鑑賞料金が約50%オフになります。
SKYCIRCUSサンシャイン60展望台の入場料も約30%オフになります。
また、サンシャインシティアルパを中心とした一部の飲食店などで、ソフトドリンクサービスなども受けられます。
サンシャインシティで遊ぶ回数が年に2回以上あるなら、年パスを作ることを検討してみましょう。
※記事作成時(2020年12月)の情報を基にしております。