池田動物園の概要
池田動物園は岡山県岡山市にある動物園です。この動物園を設立した池田隆政氏は、昭和天皇の子女、厚子様と結婚していることから、天皇家と深いかかわりがあります。動物園自体は100種類の動物550頭ほどを飼育、と規模は比較的小規模なのですが、1953年からの長い歴史を持っています。正直言って施設の老朽化は否めませんが、アットホームな雰囲気には好感が持てます。
因みに池田動物園は山の中にある動物園です。勿論高低差があるので、歩きやすい靴を用意することを勧めます。また、夏場は蚊などの虫が多くなる点には気を付けてください。園内は全面禁煙で、以前はOKだったペットを連れての入場も不可になりました。
池田動物園の見どころ
ホワイトタイガー
迫力と神々しさを兼ね備えている希少なトラです。白い毛並みにアイスブルーの瞳が綺麗です。ホワイトタイガーは朝や夕方に活発になりやすいので、活発に動く姿を見たい方は時間も気にしましょう。
大きくてもやっぱり猫の仲間です。くつろいでいるときに見ることのできる肉球は何とも可愛らしいです。
レッサーパンダ
愛くるしい姿をしている池田動物園の人気者です。他の動物園からやって来たり、他の動物園に旅立ったりなど、レッサーパンダの入れ替わりも良くありますが、だいたい２～４匹のレッサーパンダに会えるかと思います。強化ガラスを利用した展示になっており、レッサーパンダとの距離を近く感じることが出来ます。
遊具に登ってくつろいでいたり、のんびりとおやつを食べて過ごす姿を見ることが出来ます。設置されているアスレチック遊具を伝って頭上まで遊びに来てくれることもあります。
カワウソラグーン
同じく人気動物のカワウソが展示されています。カワウソラグーンでは、カワウソを下から見ることが出来ます。他の動物園や水族館などでも、上や横から見ることはあれど、下から見る機会はあまり無いのではないでしょうか。カワウソがまったり泳ぐ姿を下から観察するチャンスに恵まれるかもしれません。
フラミンゴとの散歩
フラミンゴがフラミンゴ舎からキリン舎までを20分ほどかけて歩くイベントがあります。一緒に歩くもよし、歩く姿を見守るのも良しです。
土日祝に催されるイベントですが、鳥インフルエンザや感染症などの影響、天候やフラミンゴの体調などを理由に、実施されない可能性もあることをある程度割り切ってください。お子様がフラミンゴに迷惑をかけないように、逆にフラミンゴとトラブルにならないように、しっかりと見守る必要はあります。とはいえ、卵から成鳥するまで人に育てられた人懐っこいフラミンゴたちなので、過度の心配はいりません。
池田動物園の行き方
JR岡山駅からバスで５分＆徒歩15分です。岡山駅西口のバス乗り場から、中央病院線に乗り、京山入口で下車します。ですが、バスは1時間に1本ペースなので、タイミング悪ければ岡山駅周辺で時間調整することになります。また、タクシーではJR岡山駅から10分程度になります。
一応ですが、JR岡山駅から歩くという方法でも徒歩25分ほどで到着します。山になっている園内を歩くだけでも結構疲れるので、さらに歩くというのはあまりお勧めはしません。
とはいえ、瀬戸内圏内に住んでいる方は、車で目指す方が多いかと思います。
岡山後楽園や岡山城とは逆方面ですが、岡山を訪れる機会の多い方は、一度訪れてみても良いのではないでしょうか。
※2020年12月時点の情報を基に記事を作成しています。
