八景島シーパラダイスの概要
横浜に八景島シーパラダイスというレジャー施設があります。ここで紹介するのは八景島シーパラダイス内の、国内最大級の水族館です。
八景島シーパラダイス水族館は、海沿い・島という立地を生かして、とても広々とした造りになっています。アクアミュージアム、うみふぁーむ、ふれあいラグーン、ドルフィンファンタジーの4エリアで構成されています。広い反面、それぞれの距離がそれなりにあり、移動に時間がかかります。プログラムに参加したいときやショーを見たい時は、移動時間も計算にいれないといけない点に注意です。例えば、ふれあいラグーンなどからイルカショーの会場まで5分で行ける、というような甘い計画は立てないようにしましょう。
また、施設が充実している分、水族館の入場料も他の水族館と比べて高めになっています。
水族館として「八景島シーパラダイス」という紹介をしていますが、八景島シーパラダイスの中にある水族館という位置づけです。八景島シーパラダイスでは水族館以外にも、アトラクションやグルメを楽しむことが出来ます。
八景島シーパラダイスの見どころ
イルカ
八景島シーパラダイスを語るにおいて、イルカを中心としたショーを外すことは出来ません。昼と夜でショーの内容が変わるので、出来れば両方見ることをお勧めします。
勿論、ショー以外でもイルカに会うことが出来ます。八景島シーパラダイスでは見た目もあって人気のシロイルカ、人懐っこいバンドウイルカ、ちょっと小さいカマイルカ、ショーでパフォーマンスを披露してくれるオキゴンドウの4種類のイルカに会えます。
ドルフィンファンタジーでは、イルカを下から見ることが出来ます。そして冬期を除くシーズンではイルカと泳ぐ・イルカに触れるなどのプログラムも用意されています。イルカ好きはこの水族館を訪れて損はないでしょう。プログラム料金は別途必要で、イルカと泳ぐとなると結構な出費になりますが、そうそう出来ない体験なので滅多に出来ない体験をしたい方は要チェックです。
セイウチ
他にもアザラシやペンギン、そして体の大きなセイウチがいます。セイウチはショーにも登場し、大きな迫力ある姿を見せてくれます。セイウチは大きくなると体重1トンを超えます。象など、大きくて迫力ある動物が好きな方にはたまらないとおもいます。
ペンギン
特記事項として、八景島シーパラダイスはペンギンを5種類見ることが出来ます。オウサマペンギン、イワトビペンギン、ジェンツーペンギン、ケープペンギン、アデリーペンギンです。ペンギンによって大きさ、形は勿論、泳ぐ速さも異なります。それぞれ特徴があって可愛いです。見比べればペンギンに詳しくなれそうですね。これだけの種類のペンギンを同時に見れる場所はそう多くありません。
ふれあいラグーンではペンギンに触れることが出来ます。ペンギンの体は羽毛でモフモフしているのか、水の抵抗を減らすためツルツルしているのか、気になっていませんでしたか?触れれば謎が解けます。
イワシイリュージョン
イワシイリュージョンというアトラクションもあります。5万匹のイワシがライトアップされる…という一見凄いのかよくわからないアトラクションです。ライトがイワシの体に反射して、とても綺麗に輝きます。イワシは群れになったり別れたりしながら巨大な塊になって泳ぎ、ライトアップがお互いに反射しあいます。ミズクラゲのライトアップに負けず劣らず幻想的です。私の低品質なスマホではこの綺麗さはお伝え出来そうにありませんので、写真は敢えて載せません。
カワウソ
水族館ではありますが、レッサーパンダやカピパラもいます。同じエリアにコツメカワウソもいて、餌やりを兼ねた『カワウソとあくしゅ』をすることが出来ます。カワウソの肉球もふにふにして気持ちよかったです。
餌を穴に近づけると、カワウソが手を伸ばしてくるのでそれに触れるという仕組みです。餌は何個か貰えます。また、餌を指で隠して、カワウソと何回か触れることもできます。※カワウソは餌を手からとると興味を無くします
これらを見て回り、純粋に水族館エリアに居た時間は4時間くらいになります。ショーなどが充実していると滞在時間も長くなりますね。
アトラクション
アトラクションも充実しています。海上走行コースターリヴァイアサンや海を遠くまで見渡せるシーパラダイスタワー、ゆっくりと海を満喫するパラダイスクルーズがあります。他にも、ここで全てを紹介はしませんが、ここではデッ海(巨大立体迷路)を取り上げます。
木で建築された巨大立体型迷路で、時間制限などは特になく、ゴールを目指していきます。立体になることと、同じような景色が続くことで、階段の上り下りや扉を開けて進んでいくうちに訳が分からなくなります。難易度とコンセプトの違いにより、3つのコースがあります。脱出ゲームなどが好きな方は楽しめると思います。
私もミステリーコースに挑戦しました。予想外に迷い、時間ギリギリになり、イベントに遅れるところでした。ぶっちゃけ自力で解けず、周りの人に聞いていったのはここだけの話です。こういうアトラクションをあまりしない方、苦手な方は入門のファンタジーコースからやった方が良さそうです。挑戦するのであれば、時間に余裕を持って挑みましょう。
食事処も特に困りません。特にSeafood & Grill YAKIYAのバーベキューが美味しく、大満足でした。土日祝のみの営業ですが、肉やエビを気が済むまで焼くことが出来ます。近辺を通ると良いにおいがします。
花火
最後に、オンシーズンの土日祝には小規模の花火が上げられます。
※2020年現在はコロナ等の事情で実施されていません。
20:30より10分間というものですが、近くで見ることが出来るため、満足度は高いです。1日の締めくくりとして最高です。なお、八景島シーパラダイス自体の入場料は無料なため、花火だけを見にシーパラへ行くこともできます。
という感じで、八景島シーパラダイスでは、色々なジャンルの楽しみ方があります。イルカと触れ合うだけでも満足できましたし、八景島シーパラダイスで楽しく1日遊び倒せます。
八景島シーパラダイスの行き方
公共交通機関or車orバスの3択になります。
公共交通機関を利用する方は、起点を横浜駅として考えます。まず、横浜駅から京急線を利用して、金沢八景駅へ行きます。シーサイドラインに乗って八景島駅を目指します。八景島駅からは徒歩5分くらいになります。これら合計で横浜駅から35分くらいかかります。(乗り換えのタイミング次第でもう少しかかることもあります)
横浜・八景島シーパラきっぷなど、お得なセットプランもあります。京急線を横浜や品川駅から利用して八景島シーパラダイスへ向かうなら、かなり安く上げることが出来ます。
自家用車の場合は、幸浦出口からは約1.5km、並木出口からは約2kmです。駐車場はシーパラダイス外にあるため、少し歩きます。
バスという選択肢もあり、横浜駅やみなとみらいからいけるリムジンバスがあります。横浜駅とシーパラダイス間は50分程度です。便利ですが、運行本数が少ない点には注意です。
バスの帰りに横浜駅ではなく、途中下車するという選択肢もあります。夜はみなとみらいや中華街でご飯をするのもいいですね。
シーパラだけを楽しむか、横浜観光も楽しむかで、行き方も変わるかと思います。
※記事作成時(2020年12月)の情報を基にしております。